WGP2018東京会場 松井五段おススメデッキレシピ

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お久しぶりです!そうでない方は初めまして!ヴァイスシュヴァルツ公式プレイヤーの松井五段です。
WGP2018東京会場のオススメデッキレシピの紹介をお届けします!

WGP2018東京会場 松井五段おススメデッキレシピ

東京会場おススメデッキレシピその1

 

プレイヤー名 ビオランテ@リントヴルム さん
戦績 ネオスタンダード
Aブロック決勝トーナメント進出
使用タイトル STEINS;GATE
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■松井五段のコメント

Aブロック決勝トーナメントに「STEINS;GATE」を使って進出した「ビオランテ@リントヴルム」さんの
デッキレシピです。
スタンバイアイコンを持つCX「フェイリス杯」と「“タイムマシンの修理”橋田 至」を採用しているのが
特徴的なデッキです。

“本名「秋葉 留未穂」”フェイリス・ニャンニャン」のCXコンボで「“タイムマシンの修理”橋田 至」を
レベル1から出し、次のターンで「“タイムマシンの修理”橋田 至」のCXコンボを狙うというのが基本的な
動きになるかと思います。
“タイムマシンの修理”橋田 至」は『経験』の条件を満たすことで最大パワーが11000になります。
レベル1から舞台に置くことができればパワーで負けてしまうことはまずないため、CXコンボを狙える回数も
自然と増えてきます。

また、このデッキ構築の凄いところは各色のカードが10枚近く入っている点です…イベントカード「Dメール
といったレベル置場のカードを置き換える能力あってこそのデッキ構築ですね。

東京会場おススメデッキレシピその2

 

プレイヤー ドラ さん
戦績 ネオスタンダード
Aブロック決勝トーナメント進出
使用タイトル ご注文はうさぎですか??
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■松井五段のコメント

Aブロック2人目のオススメデッキレシピは「ご注文はうさぎですか??」のデッキを使用した「ドラ」さんの
デッキです。
今回紹介するのはチマメ隊のデッキになります。

序盤は「中学生 チノ」の能力を使って積極的に攻めていくプレイングになるかと思います。
レベル1は「“ラビットハウスの制服”マヤ」のCXコンボを採用していますね、このカードに対応している
CXは「“からだが勝手に?”メグ」と「“対お姉ちゃん用決戦部隊”チマメ隊」にも対応しているので
中盤以降はたくさん使うことになるでしょう。

“みんなで花火”チノ」のCXコンボも採用しているので、どちらかのCXを引ければ終盤は動ける点も
このデッキ構築の強みと言えます。

東京会場おススメデッキレシピその3

 

プレイヤー マト さん
戦績 ネオスタンダード
Bブロック決勝トーナメント進出
使用タイトル アニメーション映画『GODZILLA』
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■松井五段のコメント

Bブロックのオススメデッキレシピは「アニメーション映画『GODZILLA』」のデッキを使用した「マト」さんの
デッキです。
青緑の特徴《アラトラム号》を持つキャラと緑のキャラを採用したデッキです。

レベル0は後列に「“迷いを捨てて”ハルオ」を置き、「“一縷の希望”ユウコ・タニ」で攻めていきます。
レベル1は緑がメインになり「勇ましき巫女 マイナ」「“歩み寄る?”ミアナ」の2種アタッカーで手札を増やし
つ攻めていきます。「“迷いを捨てて”ハルオ」はクライマックスフェイズの始めに山札の上のカードを見ること
ができるので、そのカードが手札に欲しいカードである場合は「勇ましき巫女 マイナ」のCXコンボで手札に加え
る、手札に必要のないカードである場合は「“歩み寄る?”ミアナ」の2回トリガーチェックを行う能力でストック
に置いてしまうという選択肢が取れます。

終盤は「“装甲兵器”ヴァルチャー」のCXコンボの出番になります。手札に「“大司教”メトフィエス」がある
場合は先に自分の山札の上から2枚を見ておくと「“装甲兵器”ヴァルチャー」の下にマーカーとして「ユウコ」
を置く選択肢が取りやすくなります。

東京会場おススメデッキレシピその4

 

プレイヤー モチロー さん
戦績 ネオスタンダード
Bブロック決勝トーナメント進出
使用タイトル ToLoveる
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■松井五段のコメント

Bブロック決勝トーナメントに「ToLoveる」のデッキを使用した「モチロー」さんのデッキです。
2016年から存在するカードプールですが、現在の環境に合わせて構築を変更しているのが伝わってきます。

まずレベル0の採用カードですが、「“お座り”美柑」が4枚採用されています。このカードが舞台にいるだけで
相手としてはカムバックアイコン等の効果でアタックフェイズにキャラを手札に戻しづらくなります。
できるだけ早い段階で舞台に置きたいという意思が汲み取れます。

イベントカード「ワームホール」の採用は既存のデッキだとあまり見ませんでしたね…このカードは相手の前列の
キャラを2枚選び、手札に戻すというものなのですが大会環境に多いデッキをピンポイントで対策しにいったので
しょう。
レベル3は「金色の闇」のCXコンボで攻め、「ダークネス計画」で守れるように!というのを徹底できるようそれ
ぞれ4枚ずつ採用されています。この構築からもどのファイトでも同じように理想的な立ち回りができることを
目指しているのが伝わってきますね。

東京会場おススメデッキレシピその5

 

プレイヤー名 りよ さん
戦績 ネオスタンダード
Cブロック決勝トーナメント進出
使用タイトル 戦姫絶唱シンフォギア
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■松井五段のコメント

Cブロック決勝トーナメントに「戦姫絶唱シンフォギア」のデッキを使用した「りよ」さんのデッキです。
ツヴァイウィングのカードを主軸にしつつ、他のキャラも採用している構築です。

再びのステージ マリア&翼」を3枚採用していることから、スタンバイアイコンの持つ効果によってレベル0
からこのカードを舞台に出すことを意識しているのが分かります。序盤からでも「“天羽々斬”翼」の能力に
よって控え室にキャラを準備しやすいのも噛み合っていていいですね!

スタンバイアイコンを採用していることもあり、
コストの大きいキャラの採用枚数は多めになっています。緑のカードについては枚数を相当絞っていることから
ほぼスタンバイアイコンの効果で出すことを前提にしていると見てよいでしょう。
スタンバイアイコン採用ならではのデッキ構築ですね!

東京会場おススメデッキレシピその6

 

プレイヤー名 トコ さん
戦績 ネオスタンダード
Cブロック決勝トーナメント進出
使用タイトル ダーリン・イン・ザ・フランキス
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■松井五段のコメント

Cブロック決勝トーナメントに「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のデッキを使用した「トコ」さんのデッキです。
今回紹介する「トコ」さんのデッキは後攻での動きがスムーズになるよう工夫されている点が多々見られました。

レベル0の採用カードでは「ささやかな祝福 イクノ」が目を引きます。このカードは手札を控え室に置くことで
クロック置場のキャラを手札に加える能力とトリガーチェックを2回行う能力を持っています。後攻の場合、
基本的には相手に1回アタックされた後なのでクロックにはカードが数枚あることが多く、手札に加えられる
カードのレパートリーが増えています。また、採用しているクライマックスはすべてトリガーででた時に手札が
増える効果を持っているため積極的にトリガーチェックを2回行う能力を使えば後攻からでも手札のアドバン
テージを巻き返しやすくなっている点がとても考えられていると感じました。
甘いもの好き ゼロツー」といったバトル相手をリバース状態にした時に自分の他のキャラを後列に動かす
能力持ちも採用しているため、レベル0からアタックできる回数を増やせる工夫が盛りだくさんです。

レベル2からは『合体』によって「ジェニスタ」を出し、CXコンボで相手の後列に干渉したりと相手にすると
かなりやりづらい構築になっているかと思います。
すべてのカードにおいてデッキを構築したプレイヤーの意図が見えるとても良いデッキ、もはや芸術的とも言え
ますね。今後の「トコ」さんのデッキ構築にも目を光らせていきたいと思います。

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